オーダーカーテンの中でも、今かなり一般的になってきた形状記憶カーテン。
いったいどのようなものでしょうか???
形状記憶カーテンとは。
一言でいうと、「カーテンのウェーブをきれいに出すために加工したカーテン」のことです。
カーテンを閉じているときはもちろん、カーテンを開けて端に寄せた時にも、さっとまとめるだけでおさまりが良く、手で整える必要がありません。特に、横張りの強い生地にはおすすめの加工です。
そして、衣類とは違い、カーテンの形状記憶は【薬品を一切使用していない】ので、安心・安全。熱のみで処理するものです。
トップの写真はCARINA【カリーナ】Ⓐ (カラーはオレンジ)
形状記憶加工付き。オレンジ・グリーン・ネイビーの3色ございます。
呼び名はメーカーにより色々ですが、熱を加えてウェーブを整える方法は二つあります。
①縫製前に、生地を真空釜に入れて熱を加える方法
②縫製後にウェーブに合わせて熱風をあてる方法
【trocco】では前者①の方法で加工しています。
②に比べ、ウェーブが丸みを帯びていて裾のラインが非常にキレイ♬
(②はウェーブが少しとがった印象になります。)
また正しくお洗濯することで、4~5回のお洗濯後もきれいなウェーブを保つことが可能です。
①の方法で加工した形状記憶は、半永久的とも言われています。
【trocco】のポリエステル100%のドレープカーテンには、すべて形状記憶をつけて縫製しております。
ポリエステルには「熱可塑性」という特徴があり、高温でセットされた形を保つ特性があるそうです。形状記憶加工は、この特性を利用した加工と言えます。カーテン生地の大半はポリエステルのものが多いので、ほとんどの生地は形状記憶加工が可能です。
逆に言うと、ポリエステル以外の天然の素材が混じると形状記憶をかけてもかかりにくく加工の意味があまりなかったり、素材によっては生地が縮んでしまうという大きなデメリットが生じてしまうため、ポリエステル100%以外では形状記憶加工は実施しておりません。
まとめ。
形状記憶加工は。
・ウェーブが丸みを帯びて非常にきれい。
・カーテンを開けても閉めてもおさまりが良い。
・洗濯をしてもウェーブが保てる。
この3点がプラスで楽しめる、お得なカーテン♬ということになります。
雑談ですが。
今日は火星が地球に近づき、大きく見えるそうです。
昨夜は火星だけでなく、木星も土星もきれ~い✨に見えました。ベランダから家族で眺めてみましたが、明るい街中でもはっきり見えました♪
今夜も晴れるといいですね。
投稿☆担当M