突然ですが。
カーテンにつける裏地があるのを、ご存知ですか
オーダーカーテンは縫製の際に指定をすると、
遮光性のある裏地を取り付けることができます。
裏地のメリット
裏地には、色々と利点があります。
①光や外からの視線を遮る。
これは説明に及ばず。すぐに理解できるメリットですね。
②表地の生地の痛みを軽減できる。
下の写真は遮光3級の裏地をつけています。
表の生地は遮光ではないので、天気のいい朝はやんわりとした光が入ります。
表の生地を紫外線から守ってくれるので、我が家はあえて裏地付きにしています。
③床材の痛みも軽減
②のカーテンの表地だけでなく、意外と光で痛む床材も保護してくれます。
もう一度上の画像を見ると、裾の方からは光が漏れているのがわかります。
外はかなり晴れていて明るいのですが、床材も紫外線で日焼けをして劣化するんですよ。
なのでこの遮光裏地を取り付けて保護。
特に畳は劣化が激しいので和室などは、効果が実感できると思います。
遮光性裏地は当店では3級のものを使用しておりますので
見た目には本当にやんわりやわらかい光が入る、という表現が一番しっくりくるでしょうか。
真っ暗にはなりません。
【参考までに上の画像】表地→遮光なし 裏地→遮光3級を使用しています。
④生地が二重になることで、空気の層ができ、冷暖房効果が高まる。
洋服でもカーディガン一枚羽織るだけで、体感温度が変わりますよね?
カーテンだってやっぱり生地を2重にすることで、夏の強烈な太陽光・冬の冷気を和らいでくれます。
⑤表地の柄をはっきりと見せることができる。
例えばこの生地。 大ぶりな蓮のような花が人気の生地ですが、「遮光じゃない」商品です。
こちらを裏地なしで作成した場合
思った以上に透け感が強く、花の白い部分などはほとんど柄が見えなくなってしまっています。
そしてこちらが、裏地を付けた場合の同じ商品
撮影場所が別のため同じ条件での画像ではないですが、どちらもよく晴れた日に撮影したものです。
「気に入った柄だから、日中でもはっきり見せたい!」
ということであれば、やはり裏地を付けるのは有効な手段です。
⑥生地に厚みが出て、ドレープ感が増し、豪華になる。
見た目のことですが、やはり生地に厚みがあるとどっしりと重厚な雰囲気が出てきます。
カーテンで部屋の豪華な雰囲気が台無し…とならないよう、気に入った生地に厚みをもたせるという選択が可能です。
いかがでしたでしょうか。
裏地を取り付けられるとご存知でしたか?
ご存知でも、遮光機能の後付けのイメージしかない方もいらっしゃったのではないでしょうか。
こうしてメリットを見ると、裏地はあった方が・・・と考えるかたもいらっしゃるかもしれませんが
その前に待ってください!
こちらの記事も読んでいただき、後悔のないカーテン選びをしていただきたいと思います。
以上、裏地付カーテンの5大特典でした
投稿★担当M